ますかけ線とは?天下取りの手相を徹底解説【両手・右手・左手】

ますかけ線は、感情線と知能線が一本に繋がり、手のひらを一直線に横切る非常に珍しい手相です。 「天下取りの相」「百握り」とも呼ばれ、歴史上の偉人にも多かったとされるこの手相の全てを解説します。
ますかけ線とは?
通常、感情線と知能線は別々の線として手のひらを走っています。 感情線は小指の下あたりから人差し指の方向へ、知能線は人差し指と親指の間あたりから小指側へ向かって伸びるのが一般的です。 しかし、ますかけ線を持つ人はこの2本が完全に一本化し、手のひらを端から端まで一直線に横切ります。
見た目としては、手のひらの中央付近を横断する太くはっきりとした一本線が確認できます。 感情線と知能線がそれぞれ独立して存在するのではなく、まるで一筆書きのように融合しているのが最大の特徴です。 手を軽く握ったときに、この横一文字の線がくっきりと浮かび上がることが多く、自分でも比較的見つけやすい手相のひとつです。
出現率はおよそ100人に3人(約3%)。 片手だけにある人はやや多く、両手にある人はさらに珍しいとされています。 日本人は世界的に見てもますかけ線の出現率が比較的高いと言われていますが、それでも非常に稀な手相であることに変わりありません。
「天下取りの相」と呼ばれる理由
ますかけ線が「天下取りの相」と呼ばれるのは、歴史上の偉人にこの手相が多かったからです。
- ‣織田信長 ― 日本統一を目指した革命児
- ‣豊臣秀吉 ― 農民から天下人に上り詰めた
- ‣徳川家康 ― 江戸幕府を開いた
感情と知性が一体化しているため、「やると決めたことに全力を注ぐ」集中力と、 「目標を達成するまで諦めない」粘り強さを兼ね備えています。 通常の手相では感情(心)と知性(頭)が別々に機能しますが、ますかけ線の持ち主は感情と思考が同じ方向を向くため、 一度スイッチが入ると凄まじいエネルギーで物事を推し進めることができるのです。
ますかけ線を持つ人の性格・特徴
圧倒的な集中力
ひとつのことに没頭すると周りが見えなくなるほどの集中力を持っています。興味のある分野では寝食を忘れて取り組むことも珍しくなく、まさに天才肌と呼ばれる所以です。この集中力は仕事や研究だけでなく、趣味やスポーツにおいても発揮されます。
強い信念と意志力
自分の信じた道を貫く、鉄のような意志力の持ち主です。他人の意見に流されず、独自の路線を突き進みます。周囲から反対されても、自分が正しいと確信したことには一切妥協しません。この強い意志力が、困難を乗り越えて大きな成果を上げる原動力になります。
白黒はっきりした性格
「やるか、やらないか」の二択で物事を判断する、いわゆる「0か100か」のタイプ。中途半端な状態を嫌い、興味のないことには一切エネルギーを注がない一方、やると決めたことには全身全霊で取り組みます。
波乱万丈の人生
浮き沈みが激しく、大成功か大失敗かの極端な人生になりやすいのが特徴です。平凡な人生とは無縁で、周囲が驚くような大胆な決断をすることも。良くも悪くもドラマチックな人生を歩む傾向があります。
カリスマ性
人を惹きつける不思議な魅力があり、自然と人が集まってきます。リーダーや経営者として成功しやすく、組織のトップに立つ器を持っています。言葉に説得力があり、周囲を巻き込む力に長けています。
頑固な一面も
自分の意見を曲げない強さがある反面、柔軟性に欠けることもあります。妥協が苦手で、他人との協調が難しくなる場面も。ただし、この頑固さこそが大きな目標を達成するための原動力でもあるため、自分の強みとして活かすことが大切です。
右手・左手・両手のますかけ線の意味
手相では一般的に、右手は「後天的な運勢(自分で切り拓いた現在・未来)」、左手は「先天的な運勢(生まれ持った素質・才能)」を示すとされています。 ますかけ線がどちらの手にあるかによって、その意味合いは大きく異なります。
右手のますかけ線
自らの努力と経験によって身につけた強運を表します。社会に出てからリーダーシップを発揮し始めるタイプで、 特にビジネスや仕事の場面で大きな成功を収める可能性が高いとされています。 若い頃は目立たなくても、年齢を重ねるごとに頭角を現し、晩成型の成功者になる傾向があります。 右手にのみますかけ線がある人は、意識的に自分を変えてきた努力家でもあります。
左手のますかけ線
生まれながらの強運の持ち主であることを示します。幼い頃から他の子とは違う個性や才能を発揮し、 周囲から「変わった子」と見られることも少なくありません。 潜在的な才能が非常に大きく、自分の能力を活かせる環境や仕事に出会えば一気に開花します。 ただし、本人がその才能に気づいていない場合もあるため、さまざまなことに挑戦してみることが大切です。
両手にますかけ線がある(超レア)
先天的にも後天的にも最強の運勢を持つ、極めて稀な手相です。出現率は約1,000人に1人とも言われます。 生まれ持った才能と、それを活かす行動力の両方を兼ね備えているため、何をしても突き抜けた結果を出しやすい傾向があります。 その分、人生の振れ幅も最大級で、大きな成功を掴む可能性がある反面、 自分の力を正しい方向に使うことが非常に重要です。周囲への感謝を忘れず、独りよがりにならないことが成功の鍵となります。
変形ますかけ線とは?
感情線と知能線が完全には一本化していないものの、2本の線の間に橋渡しのような短い線が走っていたり、 一部分だけ接触・合流していたりする場合、「変形ますかけ線」と呼ばれます。 純粋なますかけ線よりも出現率が高く、約10%の人に見られるとされています。
変形ますかけ線にはいくつかのパターンがあります。 たとえば、感情線と知能線の起点が同じ場所にあるが途中で分岐するタイプ、 2本の線が途中で短い線によって橋渡しされているタイプ、 あるいは感情線の先端が知能線に合流しているタイプなどがあります。
変形ますかけ線を持つ人は、ますかけ線の強み――集中力・意志力・カリスマ性――を持ちながらも、 純粋なますかけ線の持ち主よりも柔軟性があるのが大きな特徴です。 周囲の意見を取り入れつつ自分の軸を保てるため、チームの中で成果を出すリーダーに非常に向いています。 純粋なますかけ線ほど極端な人生にはなりにくく、安定感と爆発力のバランスが取れた手相と言えるでしょう。
ますかけ線の希少性と日本での文化的意味
ますかけ線は世界的に見ても非常に珍しい手相ですが、実は日本人における出現率は他の民族と比べてやや高いと言われています。 それでも片手で約3%、両手となると0.1%程度と、決して一般的な手相ではありません。
日本ではますかけ線を「百握り(ひゃくにぎり)」とも呼び、「一度掴んだ運を絶対に離さない」という意味が込められています。 商売人や経営者にとっては縁起の良い手相とされ、古くから「お金を掴んだら離さない」「成功を手放さない」といった解釈がなされてきました。
また、日本の手相占いの文化では、ますかけ線は戦国武将との結びつきが強調されることが多く、 「天下人の手相」というイメージが現代まで受け継がれています。 芸能界やスポーツ界でも、ますかけ線を持つ著名人がメディアで取り上げられることがあり、 手相に詳しくない人でも「ますかけ線」という名前だけは聞いたことがあるという人は少なくありません。
著者
田中ひかり
手相鑑定歴10年。東洋占術と西洋手相学を融合した独自のメソッドで、 延べ5,000人以上を鑑定。AI技術を活用した手相診断サービス「Palm Reader」を運営し、伝統的な手相占いをより身近なものにする活動を行っている。
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